雰囲気が分かる4種のイベント
幼稚園のことを知る機会として、幼稚園は色々なイベントを用意しています。そのなかでも以下4つのイベントにはぜひ参加するべきです。
- 運動会
- バザー
- 説明会
- 見学会
イベントへの出欠席が合否に左右することはないと思いますが、イベントで感じたことを入園試験の志望理由として語ることもできますし、何よりも幼稚園の雰囲気をダイレクトに感じ取ることができます。
1つの幼稚園のイベントに参加するだけでは、その幼稚園の良し悪しを推し量ることは難しいかもしれません。少なくとも3つ以上の幼稚園のイベントに参加して、比較検証することでそれぞれの幼稚園の特徴をあぶりだしてみましょう。
地域にもよると思いますが、これらのイベントへの父親の出席比率は非常に高く、感覚的には20-30%でした。
幼稚園の雰囲気だけでなく親御さんたちの空気感も感じ取ることができます。これらのイベントに漏れなく参加しようとすると、夏休み後~幼稚園受験までの2ヶ月間(9月と10月)は幼稚園関係の用事で土日がほとんど埋まるイメージです。
チェックしたい6つのポイント
その幼稚園に預かり保育はあるか
預かり保育がある幼稚園は増えてきているようです。逆に、こんなご時世でも頑なに預かり保育を導入しない幼稚園は、それなりの思い入れがあってのことでしょう。
また、制度があるだけで機能していなければ意味がありませんので、預かり保育の利用率もぜひチェックみましょう。
預かり保育はとても便利な制度ではありますが、預かり保育がある幼稚園では、共働き世帯のお子さんが在園している可能性があります。仕事をしていないママと仕事をしているママが混在する環境で上手に人付き合いができそうかどうか、今一度思い悩んでもいいかもしれません。
その幼稚園に園バスはあるか
徒歩圏内の幼稚園であれば全く気にならない要素ではあると思いますが、徒歩圏内でない場合には、園バスの有無は必ずチェックしてください。
電動自転車に子供を乗せて通園するという手段もありますが、以下の点に胸に手をあてて考えてみてください。
- 毎日送り迎えの2往復が苦でないか
- 40℃の真夏日でも耐えられるか
- 雨の日や風が強い日にはどうするか、
なお、園バスがあるということは、遠方の園児も在園しているという証明でもあります。遠方の園児が多い幼稚園は、遠方からでも通園させたいくらい魅力のある幼稚園、ということになりますので、合格のハードルは少し高いかもしれません。
その幼稚園に動物はいるか
ウサギがいたりニワトリがいたり。私が見学に行った幼稚園の中には、園庭で動物を飼っている園が結構ありました。
さして重要なファクターではないと思いますが、動物が極端に苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。運動会でニワトリを抱えて走ることになるかもしれませんので。。
小学校受験組の割合はどの程度か
小学校受験を具体的に検討している方にとっては重要なファクターでしょう。
小学校受験組が多いということは、幼稚園側もそれなりの対策をとっている可能性が高いですし、ママ友から有益な情報を得られる機会も多いでしょう。孤独に戦うよりも仲間がいたほうが精神的にも効率的にも有利だと思います。
一方で、小学校受験を考えているような、0~1歳児から習い事のオンパレードの子供たちと過ごす環境が、たとえば成長の早くはない子供にとって本当に合っているかどうかは見極めが必要です。
その幼稚園に駐車場はあるか
あまり重要な要素ではないかもしれませんが、駐車場があると雨の日や風が強いは通園が快適です。教会や神社が運営している幼稚園では駐車場を併設しているところがありますので探してみてください。
入園試験の内容が子供に適しているか?
抽選だけなのか、簡単な面接なのか、じっくり遊びの様子を観察される試験なのか、入園試験の難易度も踏まえて、幼稚園選びをすることが大切です。
どんなに魅力的な園でも試験に合格できなければ意味がありませんので、ご自身の子供が合格できそうな試験であるかはチェックしてみてください。