新型コロナウイルスによる影響で、NYダウが過去最大の下げ幅を記録し、原油も急落するなど、金融市場は深刻な事態に陥っています。
これに相まって、為替市場も大きく変動し、円高の勢いが加速しています。
2020年3月9日の急落に、私のFXのポジションは耐えられず、人生はじめての強制ロスカットを経験しました。その額およそ80万円。
家族を養う普通の会社員にとっては大き過ぎる損失です。
こうした経験を踏まえ、
・どのようにして、80万円を失ったのか
・80万円を失ってわかったFXの極意
を中心にお届けしたいと思います。
私のような悲惨な目に合わないようにきっちりと対策をしてください。本当に地獄ですからね。
FX投資のきっかけ
勤務先の社内規定により、個別銘柄への投資は禁止されていました。
要は、トヨタとか楽天の株式には投資してはいけない、というルールです。
そんな環境にいる私にとっての有力な投資候補はETFやFXであり、気軽な気持ちでFX投資をスタートさせました。
FX投資で選択した通貨
私がチョイスした通貨は「オーストラリアドル」と「カナダドル」の2つです。
理由は以下の2点です。
・円よりも金利が高い
・経済が比較的安定している
こんな弱すぎる理由で約400万円の運用を始めました。元手は80万円でしたので、レバレッジは概ね5倍です。
投資スタンス(購入して以降ずっと放置)
FX投資をスタートした当初は含み益がでたりしていましたが、しばらくしてからは、ずっとマイナス域をウロチョロしていました。
ロスカットはしたくなかったので、為替画面をほとんど見ることさえしない文字通り「塩漬け」投資となりました。
・いずれ上がるだろう♪
・スワップがもらえるからいっか♪
これぞお花畑の発想です。結果として、この放置という対応が、最も大きな反省点であったのです。
コロナショックで無事死亡
2020年3月9日、コロナショックによる急激な円高により、私のポジションは強制決済
されてしまいました。この日1日の決済による損失はなんと80万円。
この画面を見て足がガクガクしました。妻にも言えません・・・
同じような境遇のひとも、この画面を見て安心してください。
強制ロスカットで気付いたFXの極意
現在の相場を見て「今が底値でしょ」「これだけ落ちたら上がるだけ」と呑気に語るひとが
いますがそんなに甘くはありません。一時的に勝ってもそれは運です。運は続きませんのでいずれ負けます。というか、負けるまで続けるだけです。
コロナショックによる大損を経験し、反省に反省を重ねました。
今後は以下の点に留意し、少しでも取返したいと思います。
<コロナショックで無事死亡した私のFX極意>
・放置はしない。放置するならレバレッジかけない。
・レバレッジはかけない。レバレッジをかけるなら放置はしない。
・運では勝てない。
・根拠のない感覚はアテにしない。
・まずは有料教材で体系的な理論を勉強する。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これから資産運用を始める方もいらっしゃると思いますが、ムキにならず、運に頼らず、感覚はアテにせず、きちんと準備(勉強)をしてからはじめるようにしましょう。
私のように80万円の損失をださないようにね。